第4戦ツインリンクもてぎ 特別スポーツ走行
News 2020.10.15
全日本ロードレース選手権第4戦の特別スポーツ走行が10月15日(木)に栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。今回は事前テストがなかったため、一日早くレースウイークがスタート。各クラス25分の走行が2本というスケジュールだった。
JSB1000クラスは、ここまで4連勝中の野左根航汰がトップタイムをマーク。タイムは1分48秒218。
「R1では、久しぶりにツインリンクもてぎを走りましたし、予想以上に気温が下がっていたので慎重にペースを上げて行きました。今年のベースセットでのフィーリングも確認できましたし、1分47秒台は見えていますが、一発タイムよりも、しっかりレースを戦えるようにして、今の自分がやるべきことをやろうと思っています。もちろん、それは全日本チャンピオンを獲ることです。まだ半分終えただけなので、残り2戦4レースを全力で戦います」と野左根。
2番手に1分48秒783の中須賀克行が続き、ヤマハファクトリーが1-2。3番手に1分49秒598の清成龍一、4番手に1分50秒084の渡辺一馬と続きKeihin Honda Dream SI Racingの2人が続く。
「先週のスポーツ走行からチームがいろいろテストさせてくれたので、セットの方向性が見えて来ました。ボクにとってもホームレースですが、チームにとってもケーヒンさんのお膝元なので、チームのためにもいいレースをしたいですね」と渡辺。
5番手に1分50秒460の濱原颯道、6番手に1分50秒862の津田一磨、7番手に1分50秒955の関口太郎、8番手に1分50秒984の水野涼、9番手に1分51秒499の今野由寛、10番手に1分51秒731の岩田悟、11番手に1分51秒837の秋吉耕佑、12番手に1分52秒272の亀井雄大、13番手に1分52秒408の前田恵助、14番手に1分52秒715の中冨伸一、15番手に1分52秒990の柳川明と続いた。
ST1000クラスは、2連勝中の高橋裕紀が2回目の計測最終周に1分51秒131をマークしトップタイム。
「先週のスポーツ走行からの続きでセットを変えながら確認作業をしました。最後にセットを変えて、そのセットに合わせた走りをして、ちょうどクリアラップが取れたのが最後の周でした。周りも速くなってきているので、もっと速いアベレージを狙って行きたいですね」と高橋。
2番手に1分51秒297の名越哲平、3番手に1分51秒610の山口辰也と続きトップ3が1分51秒台。4番手に1分52秒690の津田拓也、5番手に1分52秒846の國川浩道、6番手に1分52秒972の藤田拓哉、7番手に1分53秒739の星野知也、8番手に1分53秒925の奥田教介、9番手に1分53秒932の清末尚樹、10番手に1分53秒947の榎戸育寛と続くトップ10。
ST600は、岡本裕生が常にセッションをリード。1回目に、ただ一人1分54秒台に入れると、2回目に1分54秒040までタイムを縮めトップに着ける。2番手に國峰啄磨が1分54秒216で続き、荒川晃大が1分54秒275、小山知良が1分54秒543、鈴木光来が1分54秒964と1分54秒台で続いた。
J-GP3クラスは、またも師弟対決となった。小室旭が1回目に2分00秒971をマークしトップに着けると、2回目に村瀬健琉が2分00秒949をマークし、これを上回り初日トップとなった。3番手に2分01秒494の成田彬人、4番手に2分01秒825の古里太陽、5番手に2分02秒024の千田俊輝、6番手に2分02秒172の山田尚輝、7番手に2分02秒497の徳留真紀、8番手に2分02秒550の彌榮郡、9番手に2分02秒769の鈴木大空翔、10番手に2分03秒013の宇井陽一と続き、今回が全日本デビューとなる小田喜阿門が2分03秒316で11番手に着けた。