第4戦ツインリンクもてぎ ST1000クラス 決勝レース
News 2020.10.18
予選2番手の名越哲平が連続ポールポジションの高橋裕紀を抑えてホールショット、その間に代役参戦の渥美心が割って入り、ST1000クラス決勝レースがスタートした。その後、名超を先頭に高橋がピタリと着ける目の離せない展開がレース中ずっと続く。後方からは作本輝介が抜け出してトップ2台にに迫る勢いを見せる、渥美は榎戸育寛、國川浩道らと順位を争う。
3番手以降とは次元の違うペースで周回を重ねる名超と高橋は、それぞれが周回毎にファステストラップを記録し合うほどの走りを披露。名超が逃げ切るのか、高橋はいつ、どこで仕掛けるのか、派手なバトルはないものの、残り周回が無くなるにつれて、文字通り最終ラップまで手に汗握る目の離せないレースとなった。そして最終ラップ、ヘアピンで迫り、ダウンヒルストレートで並んで90°コーナーにインから入った高橋を、立ち上がりでクロスラインとなって抑えきった名超がクラス初優勝となるチェッカーを受けた。高橋は2位。3位にはトップ争いからは遅れたものの、作本が3位表彰台に上がった。
高橋はポイントを72まで伸ばし、最終戦鈴鹿でタイトル決定戦に挑む。
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