第4戦 ツインリンクもてぎ JSB1000クラス 決勝レース2
News 2020.10.18
この日最終レースにして最大の注目を集めるJSB1000クラス決勝レース2。スタートから野左根航汰がダッシュしてそのままホールショットを奪って始まった。続いて清成龍一、中須賀克行と続くが、2コーナーで中須賀、続いて加賀山就臣も清成を交わしてレースは続いていく。その後オープニングラップを終えるまでに、3−1のトップ2は早くも1秒7の差を付けていた。2周目に清成と水野涼が加賀山を抜いて集団のトップに出るが、すでに2秒以上に開いた差ができていた。さらに、トップの野左根はその後もただ一人1分48秒台で連続周回を続け、レース序盤にして、5秒以上の差を中須賀に対して持つことになった。
その中須賀に対して、清成も48秒台をマークしながら中須賀を追い詰め、レース中盤頃までにはその差を1秒前後まで縮めていた。しかし、時には並びかけるものの、中須賀もしっかりブロックして抜かせることはなかった。清成の後から水野も抜け出した後には、渡辺一馬と濱原颯道が終盤まで5位争いを展開している。
結局、終盤は49秒台にも戻ったが、そのほとんどを48秒台で周回し、その座を譲るどころか終始後続との差を広げ続けた野左根が、完璧とも言えるレース展開で今季開幕から6連勝を飾った。
これでトップの野左根は150ポイントとなり、最終戦でJSBクラスの鈴鹿初勝利と初の年間タイトルに挑む。
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2020/10/19 18:05 追記
第4戦 ツインリンクもてぎ JSB1000クラス 決勝レース2の結果について
※#17の車両に抗議が出され、車両の検査の結果、車両違反が確認されたことから失格となりました。 正式結果は、MFJオンラインマガジンでご覧いただけます。