最終戦MFJグランプリ鈴鹿 J-GP3クラス決勝レース
News 2020.11.01
雲が広がり、肌寒い時間もあった日曜日朝、決勝レースが始まる頃には、再び太陽も顔を出し、気温も上がってきた。その中で小室旭が猛ダッシュからホールショットを奪ってスタートするが、2周目に複数台の転倒により赤旗中断。このため9周に変更され、クイックリスタートで始まったレースでも小室が絶妙なスタートを切るが、1コーナーに飛び込んだのは徳留真紀、小室、村瀬健琉と続き、9周のバトルが始まった。
この3台に成田彬人、古里太陽、鈴木大空翔の勢いある若手が加わり、トップ争いは周回が進むにつれてこの6台に絞られていく。文字通り、ベテラン・若手を巻き込んでこのクラスらしい周回毎、コーナー毎に順位が目まぐるしく入れ替わる、見応えあるレースが終始続いていく。小室がシケインでトップに浮上して最終ラップに突入、村瀬もその後ろに着く。130Rからシケインの攻防で小室との直接対決を制した村瀬が今季3勝目、そして歓喜の初チャンピオンを決定した。最終シケインの攻防で徳留が2位、鈴木が3位表彰台に上がった。