最終戦MFJグランプリ鈴鹿 ST600クラス 決勝レース
News 2020.11.01
ポイントリーダー岡本裕生がタイトルに王手をかけて挑んだ決勝レース。その岡本が絶好のスタートを切り、レースをリードしていくが、その前に立ちはだかったのが、鈴鹿をホームコースとする南本宗一郎。南本は岡本、荒川晃大らとバトルを展開するが、2周目に荒川にジャンプスタート、ライドスルーペナルティが提示され、レースは4周目に突入すると転倒車両により赤旗中断となる。
7周によるヒート2レースは、3周終了時の順位で整列してスタート。岡本がホールショットを奪うが、すぐ後ろには南本、そして埜口遥希が迫る。小排気量クラスを見ているようなバトルが繰り広げられ、南本、埜口が相次いで岡本をパス、後方からは伊達悠太、小山知良、佐野優人、國峰啄磨らも迫ってくる。トップに立った南本は2位以下より1秒速いペースで、超スプリントレースの逃げ切りを図る。そして最終周回目前の6周目、再び赤旗が提示され2度目の中断。5周目の順位でレースは成立し、南本が優勝、國峰啄磨、佐野優人の順で表彰台となった。岡本は4位となり、2年振り2度目のタイトルを獲得。グリッド降格してヒート2に臨んだ荒川は途中転倒リタイアに終わった。