2チーム体制を継続。名越哲平がJSB1000クラスのエースに
News 2020.12.11
HARC-PRO.(ハルク・プロ)が2021年のチーム体制を12月11日(金)に発表した。例年ならば、立川のホテルでハルク・プロ 感謝の夕べを開催し、その場での発表となっていたが、今年はコロナ禍のため残念ながら中止。それでも、全日本のトップチームでは、いち早くチーム体制を発表することは変わらず、2021年シーズンも2チーム体制で臨む。
MuSASHi RT HARC-PRO.からは、名越哲平がJSB1000クラスにスイッチ。「水野涼は2021シーズン、ライダーのキャリアにおいて重要な次のステップに進むことになり、チームを卒業しますが、若手ライダーの育成を担う私どもとしては、水野のさらなる成長を期待します」と本田重樹監督が語るように、水野が卒業し、名越が新たなエースライダーとなる。
「ハルク・プロのエースライダーとなり、鈴鹿8耐でもチームを引っ張って行く立場になりました。全日本に上がったときは、高橋巧選手が担っていた役割です。そうなりたいと憧れていましたが、自分がその立場になると思うと、大きなプレッシャーを感じますが、そこを超えて行かないと自分の望む世界で活躍するライダーになれませんし、やらなければならないと思っています」と名越。また、ST600クラスには、今年SDG Mistresa RT HARC-PRO.から参戦していた埜口遥希がMuSASHi RT HARC-PRO.からエントリーする。
昭和電機株式会社がサポートしている「SDG Mistresa RT HARC-PRO.」は「SDG MOTORSPORTS RT HARC-PRO.」とチーム名を変更。ST1000クラスに引き続き榎戸育寛が参戦。J-GP3クラスに昭和電機の社員でもある成田彬人、ST600クラスにJ-GP3クラスからスイッチする千田俊輝が加わることになった。赤間清は、引き続きMFJ CUP JP250に参戦し、レース歴35年目のシーズンを迎えることになる。