TOHO Racing 2021年チーム体制
News 2021.01.18
昨年、約3年振りに全日本ロードレース選手権に本格復帰した東広島のTOHO Racing。その道のりは、決して平坦ではなかったが2020年シーズンは國川浩道がST1000クラスに、國峰啄磨がST600クラスに参戦し、それぞれランキング10位となった。
第2次TOHO Racingの2シーズン目となる2021年は、ライダーラインナップは、そのままに、國川がST1000クラスからJSB1000クラスにスイッチ。國峰は、ST600に継続参戦し、新型Honda CBR600RRでシリーズチャンピオンを狙う。
「まずは今年度も継続してTOHO Racingの一員として全日本の舞台で走れる事を福間代表を始めスポンサーの皆様へ感謝を申し上げます。今年度は昨年度参戦したST1000<クラスからJSB1000クラスへとスイッチする事になります。チームの目標としては鈴鹿8時間耐久ロードレースがあるので、そのためにマシンを作り、昨年度の経験を生かしいいシーズンにします。応援よろしくお願いいたします」と國川。
一方、ST600クラスに参戦する國峰は「まず、この体制を用意していただいたTOHO Racing、Honda、スポンサーの皆さまに感謝いたします。今年から車両も新型になります。新型の初年度チャンピオンが獲れるように日々精進します。新型コロナウイルスが猛威をふるっていますが、いち早く収束するように対策し、またみんながいつも通りモータースポーツを楽しめる日が来ることを祈っています。今年も応援よろしくお願いいたします」とコメント。
チームとしては、鈴鹿8耐にも重きを置いており、JSB1000クラスへの参戦は、鈴鹿8耐で好成績を残すための一環でもある。TOHO Racingは、過去に鈴鹿8耐で2位に入ったこともあるだけに、その再現を狙いたいところだろう。そのために、まずはトライアウト突破が課題となる。本各復帰2年目のシーズンとなるTOHO Racingがどんな戦いぶりを見せるか注目されるところだ。