TERAMOTO@J-TRIP Racing 2021年参戦計画発表
News 2021.01.20
2018年に株式会社寺本自動車商会の寺本幸司が立ち上げたTERAMOTO@J-TRIP Racing。世界最速のレーシングスタンド屋さんとしておなじみのJ-TRIP森賢哉氏が代表を務める(有)森製作所と共同で運営している。その結束力を生かし、2019年の鈴鹿8耐ではSSTクラス3位になり表彰台を獲得。2020年よりスズキにスイッチし、クラス優勝を狙っていたが昨年は鈴鹿8耐が中止となってしまったため、全日本最終戦MFJグランプリST1000クラスにスポット参戦した。
2021年シーズンも鈴鹿8耐をレース活動の中心に置き、トライアウトを兼ねている第2戦鈴鹿2&4レースJSB1000クラスを始め、全日本ST1000クラスにもスポット参戦予定だと言う。そして鈴鹿8耐のペアライダーには、青木宣篤が加入。引き続きKTCカラーのGSX-R1000Rで戦う予定だ。
「2021年シーズンもスズキGSX-R1000R+KTCカラーでレースができる事に心より感謝します。鈴鹿8耐を中心に、それに関わるレースに参戦します。さらに、8耐ペアライダーには青木宣篤選手とタッグを組むことになりチームの士気も非常に上がっております。青木選手は今年の8耐で現役ライダーを引退しますので、そのレースに自分が関われる事を光栄に思います。皆さん応援よろしくお願いいたします!」と寺本が語れば「2人で100歳コンビ(笑)。40年のレース人生最後に同年代の寺本選手とコンビを組めるのは何かのご縁。SSTクラス優勝を目標に頑張っていきますので、皆さんの応援をお願いいたします」と青木。
そして監督を務める森氏は「今シーズンも“オートバイ用品業界”の代表としての役割をしっかり果たすべく、ご協力いただいているスポンサーの皆さまの宣伝部隊である我々が先頭を切って、2輪モータースポーツの発展に全力を注ぐ覚悟です」と力強くコメントした。
まずは寺本が4月24日(土)・25日(日)の第2戦鈴鹿2&4レースでトライアウト突破を目指す。