TEAM P.MU 7C 2021年レース参戦体制
News 2021.02.05
J-GP3クラスのトップチームとして長年活動しているTEAM P.MU 7Cが2021年シーズンの参戦体制を発表。エースライダーとして尾野弘樹を起用。P.MU 7C GALESPEEDからフルエントリーすることになった。
「2021年は、P.MU 7C GALESPEED からJ-GP3クラスにフル参戦いたします。昨年はST1000クラスに参戦予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で所属チームが活動休止となり異例のシーズンを送りました。今季は7Cのエースライダーとして起用いただけたことを大変光栄に思います。ロードレース世界選手権Moto3で培った経験を存分に発揮し、チームを始めご協力いただくスポンサーの皆様と一緒にチャンピオン獲得に向けて全力で取り組んでまいります。コロナ禍で大変な昨今ですが、一日も早く新型コロナウイルスが収束し、また皆さまと笑顔でサーキットでお会いできる日を楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします」と尾野。
そして尾野が率いるTeam HIROで地方選手権を戦い着実に実力をつけてきた女性ライダー桐石瑠加が全日本昇格と共に尾野のチームメイトとしてデビューする。エントリー名はP.MU 7C GALESPEED ChallengeFoxとなる。
「チームを始め、多くのスポンサーの皆さま、応援していただいている皆さまのご協力の下、今シーズンは、P.MU 7C GALESPEED ChallengeFoxから、全日本ロードレース選手権J-GP3クラスにフル参戦する事になりました。新たな挑戦となるシーズンですが、ずっと憧れだった舞台で戦える事に楽しみでいっぱいです」と桐石。開幕が待ち遠しいと言ったところか。昨シーズンは、岡山ロードレースJ-GP3クラスチャンピオン、鈴鹿サンデーJ-GP3クラスでは、ランキング3位となっているだけに、上位に食い込んで来るかもしれない。
また、昨年、TEAM P.MU 7Cから全日本J-GP3クラスランキング12位、NSFチャレンジクラスランキング1位となった藤田哲弥は、アジアタレントカップを主戦場とするため、全日本にはスポット参戦となる予定だ。
「この大変な中、今年もスポンサー各社のご協力のもと体制を発表できることをうれしく思います。今年は体制を一新しTeam HIROから代表の尾野弘樹、桐石瑠加を起用します。実績十分の尾野とチーム初の女性ライダーという組み合わせでJ-GP3に新しい風を吹き込めるようチーム一丸となって頑張ります」と坂井信人代表。
監督は仲城英幸氏が、チームディレクターは藤沢裕一氏が引き続き務める。
尾野が全日本の軽量クラスにフル参戦するのは、2009年以来となる。世界で、他のクラスで培った実力で、どんな走りを見せてくれるのか!? 一気にタイトル候補に浮上してきたことは間違いない。