第1戦ツインリンクもてぎ公開テスト 2日目
News 2021.03.25
もてぎ公開テスト2日目は、当初の天気予報では曇りだったが、朝から日差しもあり気温も上がって来ていた。お昼を過ぎると雲が厚くなり、ST1000クラスのセッション中盤辺りから、雨がパラついたが、路面を濡らすほどではなく、全クラス、ドライコンディションで走ることができていた。
JSB1000クラスは、中須賀克行が2回目のセッションで1分48秒台に突入。ただ一人1分48秒台となる1分48秒989で連日のトップタイムをマークした。
「昨日の転倒で身体が痛かったので、うまく乗れるか不安でしたが、無事にやっておきたいことができたので、よかったですね。レースウイークに、もっといい状態にして開幕戦2レースを最高の結果で終えられるようにチーム一丸となって臨みます」と中須賀。
2番手に名越哲平が1分49秒713、3番手に1分50秒016の加賀山就臣、4番手に1分50秒196の津田一磨、5番手に1分50秒284の清成龍一、6番手に1分50秒286の濱原颯道、7番手に1分50秒645の秋吉耕佑、8番手に1分51秒125の岩田悟、9番手に1分51秒264の児玉勇太、10番手に1分51秒796の亀井雄大、11番手に1分51秒917の柳川明、12番手に1分52秒248の中冨伸一、13番手に1分52秒793の関口太郎、14番手に1分53秒357の國川浩道と続いている。
ST1000クラスは、渡辺一馬が連日のトップタイムをマーク。2日目のベストは、1分50秒962と初日のタイムを上回ることはできなかったが、1分50秒台を記録したのは渡辺だけだ。
「初日のタイムを上回ることができなかったのは、残念でしたが、14周のレースを速く走るために、いろいろ試すことができました。周りもタイムアップしてきているので、気を抜かずに、レースウイークも確実に前進していきたいですね」と渡辺。アベレージタイムでも郡を抜いており、レースウイークでもセッションをリードしていきそうだ。
2番手は1分51秒185の榎戸育寛、3番手は1分51秒515の岡本裕生、4番手は1分51秒908の星野知也、5番手は1分51秒966の前田恵助と1分51秒台で続いた。6番手に1分52秒197の渥美心、7番手に1分52秒585の山口辰也、8番手に1分53秒011の長谷川聖、9番手に1分53秒021の村瀬健琉、10番手に1分53秒178の作本輝介と続くトップ10。
ST600クラスは、2回目のセッション終了まで5分というところで國峰啄磨がリーダーボードのトップに立つと、1分53秒894をマーク。僅かにコースレコードには届かなかったが、新型CBR600RRを手に入れ調子も上々のようだ。
「テストで1分53秒台に入れておきたかったので、最期にタイムが出てよかったです。岡山でシェイクダウンして今回のテストに臨みましたが、ニューCBR600RRは、最初からいいフィーリングですし、玉田誠さんのアドバイスのおかげで調子よく走ることができています。昨年は、歯車が噛み合わないシーズンでしたが、今シーズンは第1戦からいい結果を残していきたいですね。まず1勝でしたいです」と國峰。
2番手に長尾健吾が1分54秒218、3番手に横山尚太が1分54秒237、4番手に小山知良が1分54秒258と僅差で続き、5番手に1分54秒613の荒川晃大、6番手に1分54秒617の鈴木光来、7番手に1分54秒721の中山耀介、8番手に1分54秒784の佐野優人、9番手に1分54秒854の菅原陸と続いた。
この日から走り始めたJ-GP3は、このクラスに久しぶりに登場する尾野弘樹が2分01秒044でトップタイム。「昨年は、1000ccに乗っていましたし、J-GP3マシンには、先日、岡山で一度乗ったのみなので、とにかくマシンセットはいじらずに周回を重ねました。まだライディングを思い出している最中なので、もっと乗り込んでいきたいですね」と尾野。
2番手に今シーズンフル参戦最期と決めた小室旭が2分01秒499で続き、トップ2が2分01秒台。3番手に成田彬人が2分03秒260、4番手に小合真士が2分03秒477、5番手に山田尚輝が2分03秒653で続いた。