第1戦ツインリンクもてぎ公開テスト 3日目
News 2021.03.26
もてぎ公開テスト3日が3月26日(金)に行われた。初日のメーカー枠、ST600クラスのライダーは、2日目でテストを終えているが、3日目はJSB1000・ST1000、J-GP3のタイヤメーカー枠が、それぞれ1時間2本、JSB1000・ST1000の参加者限定枠が80分2本というスケジュール。天候は、朝から晴れていたが、J-GP3の2本目が始まるころに雨が落ち始める。すぐに止むものの、JSB1000・ST1000の参加者限定枠2本目でも雨が降ってくる。こちらも路面を濡らすほどではなかったが、文字通り水を刺されてしまうコンディションとなっていた。
JSB1000クラスは、年々速さを増してきている亀井雄大が1分50秒423をマークしてトップ。
「マシンセットやパーツもいろいろ試すことができたので、レースウイークに向けて仕分けができました。最後にニュータイヤを履いてアタックしたわりには、気温が下がったからかタイムを縮めることができなかったのが残念でしたが、それ以外は充実したテストになりました。開幕戦では、ぜひ表彰台を狙って行きたいです」と亀井。
2番手にST1000クラストップとなる渥美心が1分51秒321でつけた。
「昨日シェイクダウンにも関わらず、昨年と同じペースまで上げることができていました。ただ、トップは1分50秒台だったので、チームと話し合って、大きくセットを変えて、新しい取り組みをしました。チームメイトの星野選手も、いいフィーリングと言っていたので、自信を持ってニュータイヤで1分51秒台に入りました。レースウイークでは、もうワンランク上げて勝負していきたいですね。星野選手と1-2フィニッシュが目標です」と渥美。
3番手には1分51秒565の関口太郎、4番手には1分51秒783の山口辰也、5番手には1分52秒020の中冨伸一、6番手には1分52秒209の星野知也、7番手に1分53秒533の國川浩道、8番手に1分53秒984の柴田義将、9番手に1分54秒602の東村伊佐三、10番手に1分55秒063の豊島怜と続いた。
J-GP3クラスは、小室旭が1本目に2分01秒928、2本目では、2分01秒693までタイムを詰め、両セッションでトップタイムをマークして事前テストを終えている。
「2本目の開始早々に雨が降ってきましたが、路面を濡らすほどではなかったので、この気温だったら、このタイヤかなというものを選んで、想定通りのフィーリングを得ることができました。タイヤ、足回り、エンジンとレースウイークに向けて、どうゆう状態で持ち込めるか、うまく決めることができたので、いいテストになりました」と小室。
初日トップタイムをマークした尾野弘樹が2分02秒181で2番手、3番手に2分02秒687の成田彬人、4番手に2分03秒369の小合真士、5番手に2分03秒483の木内尚汰、6番手に2分03秒578の徳留真紀と、いずれも1回目のタイムで続いた。