優勝/#41 宇井 陽一 41PLANwithSpruce/PT
『125のレース中に転倒して体にダメージがあったので、スタートしてすぐは及川さんの後ろにいるのが精一杯だったが、走っているうちにだんだん体が暖まって動くようになった。バックマーカーが計算通りのタイミングで現れ、最終的に及川さんを抜くことができた。序盤にタイヤを温存していたし、レースのスタートが遅れて気温が下がっていたので、僕の使っているタイヤの特性を生かせたし、最後にペースを上げることができた。125のレースはマシンもうまく決まらず転倒していたので250のレース前は不安もあったけれど、グリッドについた時、このレースウィークの中で一番マシンがいい状態だと感じた。125と250の乗り換えは特に問題はないし、ダブルエントリーは今までやったことのない新たなチャレンジなのでモチベーションも上がる。今の目標は今年中にダブルウインを決めることですね』
2位/#3 及川 誠人 COLT&SJ-R
『今回は行けるかなと思っていたんですけどね。周回遅れを利用してうまく抜け出そうという構想だったけど、逆に(宇井に)決められちゃいましたね。バックマーカーの動きが読めなくて、ぶつかりそうになったりして躊躇してしまったのが敗因。最後は引き離そうという考えもあったんですが、ペース上げてみたが宇井選手も同じようなタイムだった。スポンサーのためにもどうしても勝ちたかったので本当に悔しいです』
3位/#8 渡辺 一樹 COLT&SJ-R
『3番手からスタートしたのに、スタートで少しミスして前に1台入られて出遅れてしまいました。トップの2台について行って自分のリズムをつかみたかったけれど、タイムも上げられず徐々に下がってしまった。自分の中で気持ちを切り替えて前との差を詰めていって、最終ラップの最終コーナーで(藤田の)ミスをつき抜くことができたのは運が良かった。もっと自分の走りに集中して、一つ一つコーナーの理想の走りを追求したものをつなげていって、タイムを上げ、次のレースではトップ争いに加わりたい。トップライダーである及川さんと同じチームで走れることはとても勉強になっていますが、及川さんからのアドバイスを自分がまだ生かし切れていない。4月26日にツインリンクもてぎで開催される日本GPにワイルドカードでの出場が決まっているので、それに向けていい流れができたとは思います』
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