優勝/#48 手島 雄介 TSR with ALT
『レースウイークに入って、後続を引き離すレースをイメージして58秒台で周回することを目標にしていた。でもスタートした瞬間に、そのイメージが崩れたので、序盤5周ぐらいは様子を見ていた。トップを走っていた小西さんのペースが上がっていかなかったので、2番手に上がったときに前に出て行こうと思った。小西さんが、どこまでついてくるか怖かったので、焦りからか接触しそうになってしまい、5番手まで順位を下げてしまった。トップに立ってからは(岩田)悟と(佐藤)裕児がくると思ったけれど優勝できてよかったですね。チームにとっても1-2フィニッシュができたので。ST600に出ることが決まった時点で、全戦優勝を目標に置いていましたし、とにかく勝つことだけを考えていました。課題も見えてきたので、次回に生かしていきたいです』
2位/#14 岩田 悟 TSR
『ペース的には余裕があったので、もしかしたらいけると手応えを感じていました。落ち着いて手島くんの後ろを走っていたら、手島くんがミスして後退してしまった。小西さんのペースが上がらなかったので、抜くポイントとタイミングを探していたのですが、手こずっていたら、手島くんがきたので、一緒に(小西を)抜くことができました。最後に勝負したかったのですが、後半は厳しい状態でした。去年は前半戦でノーポイントに終わっていたし、今年はチャンピオン争いをしたいと思っていたので、確実にゴールしたかった。シーズンの出だしとしては上出来だと思います』
3位/#81 佐藤 裕児 YSP Racing Team
『ずっと5番手を走っていまして、小西選手、新垣選手が前にいたのですが、小西選手を抜けそうなポイントが第2ヘアピンしかなかった。何度かしかけていて、一度前に出たのですが、突っ込みすぎて抜き返されていました。冷静に走ろうと思い直して最後にしかけようと走っていたら、小西さんが1コーナーでオーバーランした隙に前に出ることができました。去年、JSB1000で走った経験をST600でも生かせているのですが、いざふたを開けてみたら、前の2人に置いていかれてしまい悔しいですね。やっぱりボクも1番じゃないといけないと思っているので、もっと気を引き締めていきたいです』
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